ピルを飲んで半年!実際に感じたメリットや副作用を詳しく解説!

ノウハウ・テクニック
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女性の一生に関わる生理。生理の時は不快感や生理痛に悩まされることも少なくありません。最近、ピルを服用している女性も増えました。ただ偏見を持っている人も男女共にまだまだいるようにも感じます。

「ピルを飲んでるからビッチだ!」「ピルを飲んでるなら生でしてもいいか」という偏見を持っていたり、ピルを服用している人に失礼な人、間違った知識を持っている人もいます。

ピルって実際どうなの?

ピルって実際どうなの?

ピルを服用する理由は人それぞれです。
筆者もピルを服用しています。

理由は生理不順と生理痛が酷かったからです。
ピルを服用する前は生理が安定しない上に、お腹がいたすぎて意識が朦朧とするほどでした。そういった悩みを持つ女性が世の中には多くいます。

そうはいっても、ピルの実際の効果やメリットとデメリット、副作用など服用している当人でないとわからないことがあります。

今回はピルを飲み始めようと思っている人、ピルを検討している人に役立つような記事を書いていきます。

案外知られていない効果や副作用についても書いて行くので、最後まで読んでみてください!

ピルの基礎知識

ピルの基本情報や値段などは別の記事で紹介されているので、ぜひそちらも読んでみてください!ピルを始める上で、自分に合ったピルを探す手がかりになると思います。

実際にピルを飲んでみた。

実際にピルを飲んでみた。

冒頭でお伝えしたように、筆者はピルを服用しています。
「超低用量ピル」「ルナベルULD」という種類のものを飲んでいます。

処方までの流れ

筆者は最寄りの婦人科に行って処方してもらいました。
「触診、内診や血液検査などがあったらどうしよう…」という不安がありましたが、問診と血圧測定、医師からのピルの説明で、15分程度でした。

実際体験したピルの効果

ピルの服用を始めてからすぐに生理不順が治り、PMS(月経前症候群)も生理痛もほとんどなくなりました。
また、経血量も減って生理中でも快適に過ごせるようになりました。

よく副作用で挙げられる吐き気や頭痛などは一切感じることなく、初めから今まで何の問題もなく半年間ピルを続けられています。

思わぬ嬉しい副作用

今感じている副作用は、バストアップしたことです。
ピルの主成分は女性ホルモン(卵胞ホルモン・黄体ホルモン)です。ピルを飲むことで主成分の女性ホルモンの分泌量を増やし、ホルモンバランスを安定させる効果があります。
そのため、バストアップという形で副作用が現れました。あくまで副作用によるバストアップなので、全ての人に当てはまるわけではありません。

ピルを飲んでいるからと言って、生エッチOKではない

ピルに避妊効果があるというのは広く知られています。セックスをする上でもより安全なセックスができます。コンドームを併用すると性感染症予防にも避妊率を上げるためにも有効です。コンドームと併用するとほぼ100%の避妊率だと言われています。

ピルを飲んでいるとつい油断してしまうし、相手の男性にピルを服用していることを伝えると「生でいい?」と言われることもあります。高確率で言われます。ですが、必ず性感染症予防の観点からも、コンドームを使いましょう。

病院選びと処方してもらうポイント

婦人科で処方してもらうピルは、1回の来院で最大3ヶ月分くらいをまとめてもらえます。3ヶ月に1回は婦人科に行くことになるので、家の近くや通いやすい位置にある病院を選んだ方が楽です。

ピルを専門としたピル外来の病院もあります。ピル外来は学割が適用されるところもあり、中・高校生でも適用さるのでお得です。

また、婦人科を受診する時の問診票にあらかじめ「ピルの処方を希望です」と書いておくと、診察がスムーズです。ピルを希望と伝えないと生理に作用する漢方を処方されれることもあるようなので気をつけてください。

使用してみてのピルのメリット

使用してみてのピルのメリット

ここまで、筆者のピルを飲んだ所感とポイントをお伝えしてきました。ここからはピルを服用するメリットをお伝えしていきます。女性の体には正しく服用すると良いことばかりです。まずは詳しいメリットを知っていきましょう。

生理が安定する

生理不順だった筆者も経験しました。

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ピルを正しく服用すると生理が安定します。ピルを飲む期間が21日で、残りの7日間はピルの飲み忘れ防止のためのプラセボなどが付いていて、1シートに28錠の錠剤が入っています。毎月生理がくる日の目処が立つので、旅行やデートの予定が立てやすくなります。

また、あらかじめ分かっている予定に生理が被ってしまったら、生理予定日をずらすこともできます。生理をずらす場合はピルを処方してもらった病院へいきましょう。独断でずらしてしまうと、正しい効果が出なくなる場合があります。

生理痛・PMS(月経前症候群)の軽減と経血量の減少

筆者はピルを飲む前は生理痛に悩まされていました。
お腹が痛くて意識が朦朧とすることがあったり、1日動けないような月もありました。ピルを飲み始めた月の初めの生理ですぐに効果が現れました。「こんなにも快適に過ごせるのか!」と感動しました。

また、経血量が減るので、日中はもちろん夜寝る時の漏れの心配が全くなくなります。生理で貧血になる女性には嬉しい効果です。

避妊効果がある

ピルに避妊効果があるというのは広く知られていますね。
セックスをしたときに中出しされたことがないので、筆者は避妊効果を体感したことはありません。筆者がピルを服用して感じた効果や副作用の体験が書かれた項目でもお伝えしたように、ピルとコンドームを併用すると避妊率はほぼ100%です。

肌荒れが改善される

ピルの種類は主に3つあります。

  • 生理関係に作用するピル
  • 避妊目的のピル
  • 肌荒れ改善のためのピル

ピルは生理や避妊以外の治療でも使われます。ピルはホルモンを安定させる効果があるので、肌荒れも改善されやすくなります。肌荒れ改善のためのピル以外の種類のものでも、ピルを飲み続ければ肌荒れの改善に役立ちます。

使用してみてのピルのデメリット

使用してみてのピルのデメリット

ピルを服用するにあたって一番気になるデメリットについてお伝えします。
意外と知られていない副作用の情報もあります。しっかりチェックしていきましょう。

お金がかかる

ピルは目的によって保険適用か適用外かの2択に分かれています。
保険適用の場合は1ヶ月分を約1000円〜2000円程度で買えます。

避妊目的や肌荒れ改善のためのピルは保険適用外です。ピルの主成分である女性ホルモンの量で、目的にあったピルが処方されます。避妊目的のピルは3種類の中でも女性ホルモンの量が多いです。

2種類のピルは保険適用外なので保険適用のピルよりも高いですが、目的のあるピルですので、間違って処方されては意味がありません。きちんと申告しましょう。

飲み忘れると効果が出ない

ピルは持続的かつ毎日同じ時間に飲むと効果が出るお薬です。1日で効果がピッタリ消えるものではないですが、効果がしっかり出ません。

1日飲み忘れたら、気づいた時点で前の日の分のピルを飲みます。2錠分の効果が出るわけではないけど、2錠飲むので今まで出てこなかった副作用が現れる場合もあるそうです。注意しましょう。

血栓症のリスクがある

ピルを服用すると血栓症のリスクが発生します。

血栓症になると足が浮腫んだり痛みが出たり、痺れたりします。最悪の場合、死に至ることもあります。ピルを服用していない人とピルを服用している人を比べると、血栓症になる確率は数倍上がります。

ピル非服用者だと年間1〜5人/1万人で、ピル服用者は年間3〜9人/1万人です。ピルを服用している人以外にも血栓症になる恐れのあるのは妊婦さんです。
妊娠してから出産前までで年間5〜20人/1万人、出産後12週間の間で年間40〜65人/1万人と、ピルを服用している人よりも多いです。

血栓症の恐れがあると思ったら、すぐに婦人科を受診して検査してください。

ピルは女性に優しい!

ピルは女性に優しい!女性が快適に過ごすためにとても有効!

ピルは女性が生理と向き合っていくうえで大切なお薬です。
体の負担が軽くなり日々の生活が安定します。

ただ保険適用外のピルは値段が高かったり、飲み忘れたら効果が出なかったりなどの不便な部分もあります。それさえクリアすれば女性が快適に過ごすためにとても有効です。

この記事でピルの実際のところを紐解いていきました。これからピルを始める女性に役立てば嬉しいです!

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ぬっぽ

セックスが趣味の現役女子大生。将来の夢は兄弟を集めてパーティーを開くこと。性に対して日々精進しています。

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